サンアロマーのポリプロピレン
幅広い用途が期待できるサンアロマーのポリプロピレン
ポリプロピレンは一般的に、ホモポリマー、ランダムポリマー、ブロックコポリマーに分類されます。それぞれ特徴と用途は異なりますが、比較的安価で軽く、成型加工が容易なため、自動車部品や家庭電化製品、食品包装フィルム、玩具、雑貨といった幅広い分野で需要があります。サンアロマーではゴム含有量が高く、高剛性・高衝撃性能により成型品での軽量化・低コスト化を図れるといった特長を備えている高付加価値ポリプロピレンの導入し、食品包装分野や自動車分野向けで、多様化するお客様のニーズに応える製品を提供しています。
技術力と生産性が最大の強み
・環境に優しい高ゴム含有ポリプロピレン
サンアロマーはクオリア®を生産しています。クオリア®はゴム含有量が高く、コストパフォーマンス、リサイクル性に優れます。また環境問題で課題となる軽量化を実現し、LCAの点からも今後成長が期待できます。
・プロセスの大型化による生産性の向上
サンアロマーでは大分工場の第3系列を、ゴム含有量の高い高付加価値ポリプロピレンが製造できるよう改造し、それに伴う既存設備の能力不足を補うことを目的に、第1系列の設備能力を約6万トン増強しました。これにより生産性を向上させ、併せて省エネと設備管理の効率化によるコストダウンも実現しています。