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ポリプロピレンの国内販売価格改定について
- 2022年3月25日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について
サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:山田 一成)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。
1. 価格改定の内容
①対象品目: 弊社生産の全製品
②改定額: +35円/kg以上
③改定期日: 2022年4月1日出荷分より
2. 価格改定の背景
新型コロナウイルスによるパンデミックからの回復とともに上昇を続けていた原油価格は、ロシアのウクライナ侵攻から大規模戦争への拡大懸念によって激しく高騰しております。直近のところでは少し落ち着きはみせてはいるものの、この政情不安は長期化が予想されており原油価格は高止まりの状態です。
そのためポリプロピレンの主原料であるナフサ価格も連動して大幅に上昇しており、国産ナフサ市価としてはこの第2四半期で85,000円/klを超える可能性が高くなっています。また、ユーティリティー及び副資材の値上がりもさらなるコストアップを招いております。
当社は本年3月16日付でナフサ価格70,000円/klを基準とした値上げをお願いしてまいりましたが、さらなる原料価格の高騰が発生し当社のコストダウンの自助努力の限界を超えておるため、事業継続と安定供給のため製品価格に転嫁させていただくことを決定したものです。
なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上
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