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ポリプロピレンの国内販売価格改定について

2022年3月1日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について

 サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:山田 一成)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。


1. 価格改定の内容

 ①対象品目: 弊社生産の全製品
 ②改定額:  +10円/kg以上  
 ③改定期日: 2022年3月16日出荷分より


2. 価格改定の背景

 新型コロナウイルスによるパンデミックは未だ完全な収束には至っておりませんが、先進国を中心に出口戦略がとられ始めており経済活動の回復が加速しています。そのため原油の需要は増してきておりますが、一方でOPECプラスの増産体制は整わず、さらにはウクライナ危機が極限にまで達したことと相まって原油価格は上昇一方の状態が続いています。このためポリプロピレンの主原料であるナフサ価格も連動して上昇しており、国産ナフサ市価は既に70,000円/klに達しております。
 当社は昨年末にナフサ価格65,000円/klを基準に値上げお願いしてまいりましたが、さらなる原料価格の高騰が発生し当社のコストダウンの自助努力の限界を超えておるため、事業継続と安定供給のため製品価格に転嫁させていただくことを決定したものです。
 なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上

<本件に関するお問い合わせ先> 
営業本部/ビジネスサポートグループ
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