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ポリプロピレンの国内販売価格改定について
- 2021年11月29日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について
サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:山田 一成)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。
1. 価格改定の内容
①対象品目: 弊社生産の全製品
②改定額: +10円/kg以上
③改定期日: 2021年12月16日出荷分より
2. 価格改定の背景
新型コロナウイルスによるパンデミックは、一部の国で再拡大の懸念は払拭されてはいないものの世界全体としては収束しつつあり、経済活動は回復が鮮明になってきております。そのため冬季暖房需要の高まりも含めて原油の需要は増してきておりますが、一方でOPECプラスの増産体制は整わず、原油価格の上昇傾向は変わっていません。このためポリプロピレンの主原料であるナフサ価格も連動して上昇しており、国産ナフサ市価は65,000円/klに達する可能性もでてきております。
当社は去る10月14日にも原料価格上昇を理由に値上げをお願いしてまいりましたが、さらなる原料価格の高騰は当社のコストダウンの自助努力の限界を超えたものであるため製品価格に転嫁させていただくことを決定したものです。
なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上
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