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ポリプロピレンの国内販売価格改定について

2021年10月14日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について

 サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:山田 一成)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。


1. 価格改定の内容

 ①対象品目: 弊社生産の全製品
 ②改定額:  +15円/kg以上  
 ③改定期日: 2021年11月1日出荷分より


2. 価格改定の背景

 原油価格は、コロナ禍が収束しつつあり経済活動が回復に向かっているなか、世界的に原油在庫が低いこと、ハリケーンの被害による米国の原油設備棄損及びOPECの増産体制が整わないことが相まって上昇し続けており、年末には90$/bblに達するとの観測もでてきています。これに連動してポリプロピレンの主原料であるナフサ価格も急騰し、国産ナフサ市価は既に60,000円/klに達しており、さらなる上昇も危惧されます。
 当社は本年三回にわたり原料価格上昇を理由に値上げをお願いしてまいりましたが、さらなる原料価格の高騰は当社のコストダウンの自助努力の限界を超えたものであるため製品価格に転嫁させていただくことを決定したものです。
 なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上

<本件に関するお問い合わせ先> 
営業本部/ビジネスサポートグループ
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