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ポリプロピレンの国内販売価格改定について

2017年11月2日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について

サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川直規)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。


1. 価格改定の内容

対象品目: 当社全製品
改定額:  +10円/kg以上  
改定期日: 2017年11月21日出荷分より


2. 価格改定の背景

ポリプロピレンの主原料であるナフサの国内基準価格は、OPECを中心とした世界的な協調減産体制の継続による原油価格の伸張,アジアを中心とした堅調なナフサ需要に為替の円安傾向が加わって上昇を続けており、2017年第4四半期の国産ナフサ市価は43,000円を上回ることが予想されております。この環境はしばらく続くとの見方が一般的であり、2018年にはさらなる高騰も予測されます。そのためポリプロピレンの大幅な製造コストアップは避けられない状況です。
当社は既に原料以外のコストの削減努力を限界まで行っており、この原料コスト上昇分を吸収することは不可能であるため、お客様に相応分のご負担をお願いせざるを得ないとの結論にいたりました。
なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上

<本件に関するお問い合わせ先> 
営業本部/ビジネスサポートグループ
且元  03-5781-5630  

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