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2023年社長年頭挨拶(要旨)

2023年1月6日

新年あけましておめでとうございます。
まず初めに、大分工場そして川崎工場の製造現場の皆様、年末年始にかけて安全第一で稼働いただきありがとうございました。

社長就任にあたり、当社従業員の皆さんには以下の3点を意識して実践することをお願いします。

1)自信と誇り

環境問題(海洋マイクロプラスチックごみ問題、CO2削減、等)の一つとしてプラスチックが悪者のような扱いで「脱プラ」と言われています。果たしてプラスチックは悪者で世の中から排除するものなのでしょうか。プラスチックが我々の生活に密着し、そのおかげで食料が保存・輸送され世界中の人々が口にできるように役立っています。また、使い捨てがごみを増やすとも言われますが、マスクや注射器のように衛生や労働の効率に役立っていることもあります。我々サンアロマーは「ポリプロピレン」専業メーカーであり、プロの集団です。プラスチック原料メーカーとして資源を有効に使用する責任はありますが、世の中のために必要なものを作り出していることに対して「自信と誇り」をもっていただきたい。

2)新しい挑戦

新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢、為替・金利変動、気候変動など想定をしていなかったことや想定を超える事項が毎年起こっています。我々の事業環境が大きく、しかも速いスピードで様変わりをしています。このような時代は、今までの経験が通用しない困難なことが起こりますが、挑戦することによって新たな好機が生まれる時でもあります。「変化」に対して人は「維持、安定」を選びがちですが、早く「気づき」、熱い「想い」をもって素早く「行動」するか、が大切です。先が読めない状況だからこそ、今一度「挑戦」する気持ちを強く持って「変化」に対してドキドキ・ワクワク楽しむようにしていただきたい。

3)サンアロマーらしさ

サンアロマーは今年第三の創業期に入りました。1999年に外資のMontell社主導でスタートし、2016年には外資が抜けて昭和電工とJXエネルギー(現ENEOS)のJVとなり、今年昭和電工がレゾナックに生まれ変わり、サンアロマーもレゾナックグループの一員となりました。多様な文化を融合してきた当社はレゾナックグループの中でも合成樹脂業界の中でもユニークな位置づけです。このサンアロマーらしさを常に意識し、他を真似るのではなく、サンアロマーらしさをより強く、追求していただきたい。

ご安全に。

サンアロマー株式会社
代表取締役社長
高岡 博

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