ポリプロピレンの国内販売価格改定について
サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川直規)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。
1. 価格改定の内容
対象品目: 当社全製品
改定額: +10円/kg以上
改定期日: 2018年7月2日出荷分より
2. 価格改定の背景
ポリプロピレンの主原料であるナフサ価格は、原油価格が世界的な需給タイト化に中東の地政学的リスクが加わって大幅に上昇したこと、また石化需要自体も旺盛でナフサクラッカーの高稼働が維持されていることで騰勢が続き、国産ナフサ市価はこの5月に55,000円/klに達しました。その後若干値を戻しましたが、それでも2018年第3四半期は53,000円/klを超える見込みです。
そのため原料プロピレンコストの大幅な上昇は避けられない状況ですが、当社のコストダウンの努力も限界に達しており、このコスト上昇分を価格に転嫁させていただくことをお願いせざるを得ないとの判断に至りました。
なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更をお願いすることもあります。
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
営業本部/ビジネスサポートグループ
且元 03-5781-5630