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ポリプロピレンの国内販売価格改定について
- 2013年9月11日
ポリプロピレンの国内販売価格改定について
サンアロマー株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川直規)は、当社の製造・販売するポリプロピレン(PP)の価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様と交渉を開始いたしました。
1. 価格改定の内容対象品目: 当社全製品(キャタロイ,PB-1含む)
改定額: 現行価格プラス15円/kg以上
改定期日: 2013年10月1日出荷分より
2. 価格改定の背景石油化学原料であるナフサ価格は底堅いドル建価格と円安により高値安定で推移しておりました。そこにシリアの内戦激化という中東の政情不安が加わって急騰し、国産ナフサ市価換算で既に69,000円/klに達しております。この状況は短期的に解決する見込みは薄く、2013年第4四半期には70,000円/klを超える可能性もでてまいりました。さらに原発不稼動等によるユーティリティコストの大幅上昇や円安による輸入副原料の価格上昇もあり、製造コストの大幅な上昇は避けられません。
当社はこれまで原燃料価格の上昇に対応するべくコストダウンを重ねてまいりましたが、自助努力による削減にも限界があり、お客様に相応分のご負担をお願いせざるを得ないとの結論にいたりました。
なお、中東情勢の緊迫度が高まり、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は価格修正幅を変更する場合もあります。以上
<本件に関するお問い合わせ先>
営業本部/ビジネスサポートグループ 且元 03 – 5781 - 5630